図書館の本は多くの人の手に渡るため、どうしてもページがとれてしまったり、カバーがぼろぼろになったりと破損してしまいます。それ以外にも絵本のページが破れていたり、らくがきがあったりもします。
それを修理するのも図書館の仕事のひとつです。
昨年度は修理本の件数は1221冊にもなりましたが、専門的に修理を担当している職員はなんと1人しかいません。それも修理専門というわけではなく他にも仕事があり、時間も限られています。なのに修理の本は毎日毎日ふえていきます。
そこで大きな力となってくれているのがボランティアの皆さんです。現在修理本のボランティアの方は9人いらして、毎週本の修理をしていただいて、ほんとうに大変感謝しています。
しかしそれでも修理の本が増えるペースに追いついていない状況です・・・。よく壊れる本は多くの人が利用してくれる本なので、ほんとうはなるべく早く修理してみなさんに借りていただきたいのですが。悩ましいところですね。
そこで現在図書館ではボランティア養成講座の申込を受付中です。本の修理だけではなく、本をキレイにして棚に戻したり、児童室でのよみきかせなど様々なかたちで図書館に貢献していただける方を募集しています。興味のある方は図書館までお問い合わせ下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。
PS,もし本を借りたときに壊れた本を見つけたり、読んでいる途中で破れてしまったりしたときは決して自分で修理しないで、カウンターで申し出てください。セロテープなどで貼り付けてしまうと劣化して時間がたつと酷い状態になってしまいます。ご協力よろしくお願いいたします。
りべあら―