11月28日(日)洲崎町なつかし館「蔵」を再生させる会事務局長の木村浩章さんを講師にお迎えし、4階視聴覚ホールにて、郷土講座「懐かしの北大通を振り返る」を開催いたしました。
昭和初期の北大通周辺の地図や、昭和20年代から30年代の北大通の写真50枚をスクリーンに映しながら、お話していただきました。
釧路空襲の焼跡の様子や、修復工事中の幣舞橋、駅前・北大通の「鉄道管理局」「ミヤケ模型店」「水野商店」「手塚時計店」「佐々木洋品店」「佐藤印舗」「ヤスモト金物店」「中山茶紙店」・・・といったお店等の写真をもとに、当時の様子を振り返りました。
多くのお店が建ち並び、人々は行き交い、北大通の夜景は今よりも明るく見えるほどでした。木村さんの「(当時は)馬力がありますね」というお言葉通り、写真とお話からその街並みや人々の様子に活気が感じられました。
ご参加の皆様からは、「うんうん」「あー」といった懐かしむ声や笑い声も上がり、和やかな空気の中講座が終了しました。
当時を知る方にとっては懐かしく、知らない方にとっては新たな釧路の姿を知ることが出来た、大変貴重なお時間でした。
風の強い中、ご参加いただきました皆様ありがとうございました。