みなさん、骨は好きですか?私は動物の骨(特に草食動物)が好きです!私は無宗教ですが、無駄のない完璧な構成で、骨こそ神の作った芸術品だと、ちょっと大げさな気もしますが、思います。
まぁ、たいていの方は、『怖い』 『気持ち悪い』というイメージが大きいと思いますが…
しかし、最近は、透明標本という標本が注目を集めているようです。
透明標本とは、「筋肉を透明化し、軟骨を青く、硬骨を赤く染色する」という骨格標本の手法です。解剖が難しいような小さな魚でも、壊れそうなほど細い骨でも、生物が生きていたときの位置のまま、立体的にその骨格を観察できるように生まれました。
〔新世界〕透明標本 冨田 伊織/著 (かがやき 所蔵)より抜粋。
この透明標本は、札幌の東急ハンズでも販売されていて、実は私も持っています!ですが、苦手な方もいると思うので、掲載は控えます
そして、図書館にある骨ばかり載っている本を何冊かご紹介
・『小さな骨の動物園』 INAX出版 (一般閲覧室 所蔵)
以前、図書館だよりでも紹介したことがありますが、写真が満載で、コラムなども満載で、おすすめの本です
・『ビジュアル博物館 第3巻 骨格』
同朋舎出版 (一般閲覧室・音別・鳥取・大空・かがやき 所蔵)
いろいろなジャンルを豊富な写真で紹介している、ビジュアル博物館のシリーズの中には、骨格もあります。この本は、人間の骨が多めで、動物の骨も少し載っています。
・『ビジュアルブック骨 骨格から探る生き物のふしぎ』 ニュートン(一般閲覧室 所蔵)
科学や生物、気象のの本でお馴染みのニュートンこの本は、上記で挙げた透明標本のほかに、化石なども掲載されていて、生物の進化の点からも骨を取り上げています。
ちょっと変り種なのはコチラ
・『スチームパンク東方研究所 未来懐古的造形世界』
スチームパンク東方研究所/編 (一般閲覧室 所蔵)
スチームパンクといって、レトロSFチックな雑貨や装飾品の紹介や作り方が載っている本なのですが、その中に、市販されている豚足を美味しく頂いたあとに、豚足の骨格標本を作ってしまう!というページがあります。
なお、上記の『小さな骨の博物館』に、フライドチキンは、9ピースで頭と脚先を除いてほぼ1羽分のニワトリになるという記事が!オドロキですね
趣味が高じて長々と書いてしましたが、みなさんも機会があれば、ちょっと怖いもの見たさで、手に取っていただければ嬉しいです
【のんのん】