北海道立釧路芸術館 開館15周年記念
重要文化財「正行寺」 よみがえった襖絵展
平成25年10月3日(木)~11月27日(水)
今回の芸術館コーナーは、お寺を含む仏教美術の本をご用意しました。
お寺好きな方も多いかと思います。
晴れも良し、曇りも良し、雨も良し、雪もまた然り。
季節の変化を愛でる日本文化って良いですよね。
日本の有名どころでは、奈良の東大寺、京都の金閣寺や銀閣寺、龍安寺や清水寺などでしょうか。三十三間堂や壬生寺なんかも魅力的です。現在、京都の東本願寺は3年がかりの大規模な改修工事を行っています。木の文化で発展した日本建築。やはり修復は不可欠なんですね。工事は2015年の末頃まで続くそうです。
「寺」と聞くと、なんとなく似たようなイメージを思い描きがちですが、実はそれぞれに沿革や個性、魅力があり、その違いを比べるのも寺巡りの楽しみ方の一つです。
時間を気にせず、のんびりと周辺を歩くも良し、
休憩には茶屋で甘味に舌鼓し、
細部に目を凝らし、点在する芸術を堪能するも良し、、、、、、
もう一度言います。
細部に目を凝らし、点在する芸術を堪能するも良し。
そう!お寺は美術作品がいっぱい!!
例えば、京都の六波羅蜜寺には≪空也上人像≫などの有名な彫像がありますし、戦国武将・浅井長政との関係が深い養源院というお寺の杉戸絵は、≪風神雷神図≫で有名なあの俵屋宗達です。≪唐獅子図≫、≪白象図≫それと襖絵の≪松図≫。素材の劣化からくる色の変化もさることながら、宗達独自の大胆さと迫力が全面に広がる傑作です!!
そして、絵だけではなく建物や庭なども含めて、雰囲気丸ごと日本美術にどっぷり浸るのが寺巡りの醍醐味です。
この際京都に足を運んじゃうも良し、図書館の本で色々調べちゃうも良し、サクッと芸術館に行って仏教芸術を見ちゃうも良し。
お寺の魅力同様、それを知る手段もどんどん広がるってわけですね。
ARTはお好きですか?私は大好きです