今月のブログ連載は、「ちまちま人形紹介」と題して、現在市立釧路図書館で開催している「たかやまみかさんのちまちま人形展」より、そこに展示されている小さい人形の偉人・文豪たちの中から数体ご紹介する特集をお送りします!
「ちまちま人形」は、札幌在住のイラストレーター高山美香さんの手作りで、高さ10cm程の大きさの作品です。樹脂粘土で作られています。川端康成や太宰治といった文豪を始め、ゴッホやベートーベン、小野小町、弁慶、近藤勇、豊臣秀吉、エジソン、ライト兄弟など、歴史上の偉人・有名人たち、62体の人形が展示されています。また、新聞連載のイラストエッセイの原画なども展示しています。
第1回目の今回は、
小泉 八雲(こいずみ やくも)についてご紹介します!
コワ~イ話は好きですか?「雪女」や「耳なし芳一」など、みなさんなじみのある怪談作品を書かれたギリシャ生まれのラフカディオ・ハーンこと小泉八雲!
アメリカに渡り新聞記者として走りまわっていた頃、ちょっと寄ったつもりの日本で日本文化のとりことなってしまい、日本人女性の小泉セツさんと結婚!日本に帰化してしまったのです。
日本人より日本好きの八雲は、とてものめりこみやすい人だったようで、「耳なし芳一」になりきっちゃったという話もあるようですよ!
おちゃめ!?な一面もある八雲の作品は・・・図書館にあります。
その中から、子どもから読める物語をご紹介します。
『怪談(ふしぎな話)』(1991)
ハーン/作 白木 茂/訳 旺文社
芳一という目の見えない子は、びわをひきながら物語を語るのが上手で、たいへんな評判をとっていました。そのうちにお寺のおしょうさんが芳一の腕前にほれこんでしまい、お寺に住むことになりました。それから、あるとき…毎晩出歩く芳一。お寺のおしょうさんは、その様子がおかしいことに気づきますが…。
そのほか、「雪おんな」「むじな」「ろくろくび」の3編。
ここで…【たかやまみかさんのちまちま人形展&トークショー】のお知らせです♪
★ちまちま人形展★
開催期間:平成26年2月1日(土)~2月16日(日) *期間中の休館日 3日(月)・10日(月)
時 間:10:00~17:00
開催場所:市立釧路図書館 1階 美術展示室 *入場無料
★トークショー★
開催日時:平成26年2月15日(土) 13:00~
開催場所:市立釧路図書館 4階 視聴覚ホール 定員150名 *入場無料・申込不要
語り手:たかやまみかさん
聞き手:すずきちえさん(市内児童書店 プー横丁店主)
トークショー終了後、サイン会と本やグッズの販売を行います。購入者以外もサイン可。ご自分の本や色紙をお持ちください。
―お問い合わせ―
市立釧路図書館 〒085-0836 釧路市幣舞町4番6号 Tel:0154-42-1411
次週は、どんなちまちま人形が出てくるでしょうか?
お楽しみに♪