「じっくり読みたい本」特集第4回目は児童書のご紹介です。
じっくり読むならミステリーはいかがでしょう？
『名探偵夢水清志郎の事件簿』シリーズ はやみねかおる/作 講談社
大食いで忘れっぽい常識ゼロの名探偵（自称）の夢水清志郎と、隣人の三つ子の三姉妹が大活躍！？の大人気シリーズです。小学校高学年から読めます。
何と今年でシリーズ20周年!!第１シリーズは完結して、講談社文庫からも刊行されました。今は講談社青い鳥文庫で第2シーズンが刊行中！！20周年記念作品『名探偵と封じられた秘宝』には歴代のキャラクターも総出演でファンにはたまらない内容となっています。
子供向けと思いきや…大人が読んでも楽しい本格派のミステリーです。（でも殺人はないので安心）
『精霊の守り人』シリーズ 上橋菜穂子/作 偕成社（新潮社文庫でも刊行）
2014年の国際アンデルセン賞受賞した上橋菜穂子さんの長編ファンタジーで、2016年春からＮＨＫにて綾瀬はるかさん主演でドラマ化も予定されています。全10巻プラス短編集で高学年から。
女用心棒のバルサと、彼女に命を救われることになった少年チャグムの成長と変化が国同士の歴史の流れと共に語られる重厚なファンタジー作品です。
今日から冬休みの人達も多いのでは？そんな今こそじっくり読む作品に手を伸ばしてみてほしいなと思います。
