市立釧路図書館のブログ

北海道釧路市幣舞町4-6にある市立釧路図書館のブログです。ウェブサイトはhttps://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/からご覧いただけます。

出版社あれこれ 第1回目

2月のブログ連載、テーマは「出版社あれこれ」です。

図書館と出版社は切っても切れない関係、本のない図書館なんて考えられない!ですよね。そこで今回は出版社にスポットライトを当ててみようと思います。

 

第1回目は「岩波書店」です。

岩波書店は1913年創業。岩波茂雄によって創業され,1949年に株式会社に改組,2013年には創業百年を迎えました。創業の翌年には夏目漱石の「こころ」を刊行。そののち、「岩波文庫」「岩波新書」を刊行。戦後には「岩波ジュニア新書」や、国民的辞書とも呼ばれる「広辞苑」を刊行しました。

大人向けの本ばかりではありません。その他にも絵本、児童書も手掛けており、ひとまねこざることおさるのジョージシリーズも岩波書店から刊行されています。

 

数多く出版された書籍から、おすすめの本を数冊ご紹介します。

・「村上春樹は、むずかしい」2015.12

加藤 典洋/著 岩波新書新赤版

村上春樹の作品はほんとうに他の国内外の高度な文学作品と伍していくだけの力を持っているのか。村上春樹の文学像について、全作品を詳細に読み解いてきた著者ならではの視座から、その核心を提示する。

 

・「女性官僚という生き方」2015.12

村木 厚子/編 秋山 訓子/編

日本的長時間労働の典型だった霞が関が、いま大きく変わろうとしている-。採用・登用政策で女性が大幅に増える霞が関。次官や専門職など様々な女性官僚が、リアルな生き方・働き方を語る。

 

・「大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル」2015.5

豊島 ミホ/著 岩波ジュニア新書

他人から理不尽な仕打ちを受け、相手を憎いと感じているあなたへ。高校時代にクラスメイトに傷つけられ、その精神的ダメージに長く苦しめられてきた著者が語る「憎しみ」「恨み」「傷」との向き合い方。

 

・「おさるのジョージどうぶつだいすき」2014.10

M.レイ/H.A.レイ原作 福本 友美子訳 シンシア・プラット文 メアリー・オキーフ・ヤング画

知りたがりやでかわいいこざるのジョージが活躍するシリーズ。きいろいぼうしのおじさんとサファリパークに行ったジョージは、まいごになってしまいました。そこでサイの赤ちゃんを見つけたジョージは…。

 

まだまだ紹介しきれないたくさんの本があります!貸出中の本はご予約も受け付けていますのでぜひ図書館へお越しください!