今回のブログ連載では、小説や児童書、漫画などさまざまなジャンルで活躍されている作家さんをご紹介してきました。
最終回は郷土行政資料室から、釧路で長く活躍されてきた方々をご紹介します。
鳥居省三
原田康子さんの「挽歌」が連載されていた同人誌『北海文学』を主宰し、二度にわたって市立釧路図書館の館長を務めました。ご遺族から寄贈頂いた鳥居氏の個人蔵書は、郷土行政資料室に「鳥居文庫」として所蔵されています。
永田秀郎
芸術性ばかりでなく地域性を重視した演劇を手掛け、やがては地域史研究へと活躍の場を広げました。『永久保秀二郎日誌』の研究に尽力し、生涯にわたって釧路の地域に根差した活動を行ってきました。
※『永久保秀二郎日誌』…明治24年に春採アイヌ学校に赴任した教師、永久保秀二郎が書き綴ったもの。釧路の歴史を知るうえで重要な史料として釧路市有形文化財に指定されている。
最後に、こちらの本をご紹介します。
『釧路ゆかりの作家たち』市立釧路図書館郷土行政資料室∥編
今回の連載でご紹介した、桜木柴乃さん、原田康子さんをはじめとする釧路に関わりのある作家10名をご紹介しています。
こちらの本は図書館で貸出できますが、1冊500円(税込)で販売も行っております。
お求めの際は、3階 郷土行政資料室のカウンターまでお越しください。