釧路が舞台の小説は、みなさんご存知のものが多いかと思いますが、図書館には、北海道が舞台の小説は、数えきれないほど膨大な数があります!
(ちなみに、釧路が登場する小説は3階郷土資料室で収集・所蔵していますが、北海道が登場する小説は、収集していないのです…)。
今回は数ある中から、一般閲覧室のスタッフが選んだ「北海道の物語」をご紹介していきます!
『暴雪圏』
佐々木 譲/著 新潮社 請求記号:F/サ
三月末、北海道東部を強烈な吹雪が襲った。咆哮する雪嵐、次々と麻痺する交通網。
氷点下の密室と化したペンションに、それぞれの事情を隠した逃亡者たちが吹き寄せられた。町にいた、たったひとりの警察官・川久保が下した極限の決断とは…。
桜庭 一樹/著 角川書店 請求記号:F/サ
私、七竈17歳は遺憾ながら、美しく生まれてしまった。大人の男たちからじろじろと眺めまわされるたびに私は怒りを感じる。母に、世界に…。
気鋭の作家が描き出す、旭川を舞台とした最高の恋愛小説。
『向田理髪店』
奥田 英朗/著 光文社 請求記号:F/オ
北海道の寂れてしまった炭鉱町。通りにひと気はないけれど、中ではみんな、侃々諤々。心配性の理髪店主人が暮らす北の町は、案外にぎやか。
身に沁みて、心がほぐれる物語。
上記の本は、すべて一般閲覧室に所蔵がある本です。
貸出中や順番待ちの場合は予約や、分館・分室から取寄せすることもできますよ!