読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

市立釧路図書館のブログ

北海道釧路市幣舞町4-6にある市立釧路図書館のブログです。ウェブサイトはhttps://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/からご覧いただけます。

「大人も読みたい絵本」特集 第1回目

少しずつ秋も深まってきましたね。

秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋

そして、やっぱり読書の秋ですよね!

11月のブログ連載は「大人も読みたい絵本」を特集していきたいと思います。

絵本は子どもが読むものと思われがちですが、ステキな絵本が沢山あります。

是非大人の方にも味わっていただきたく、今回の企画となりました。

秋の夜長に、絵本を読んでみませんか。

それでは早速、児童室からご紹介します!

 

『旅の絵本』 

安野 光雅/著 福音館書店 1986 

所蔵:児童室・東部地区図書館・中部地区図書館・西部地区図書館 

請求記号:E/フ

文章はありませんが、どのページにも描かれている旅人が主人公なのでしょう。「赤ずきん」など名作のワンシーンや「落穂ひろい」などの有名な絵、数ページ連続して描かれている鳩や風船…色々と描かれている仕掛けを見つける楽しさもあります。旅の絵本シリーズは全8冊あり、読み手も旅人と一緒になって世界の国々を旅する気分になれます。やさしい色合いと細やかな描写が魅力の絵本。

 

『ジャーニー 女の子とまほうのマーカー』

アーロン・ベッカー/作 講談社 2013

所蔵:児童室・阿寒町公民館図書室 請求記号:E/コ

赤いマーカーで書いたものが実体化して、少女を冒険の世界へ導きます。助けた鳥を追いかけて行くうちにひとりの少年のもとへたどり着くのですが…その少年もまた紫のマーカーを持っていたのです。この絵本の続編となる『クエスト にじいろの地図のなぞ』は魔法のマーカーを持つ二人の冒険のお話です。お話のカギとなる魔法のマーカーが目を引きます。

 

『漂流物』

デイヴィット・ウィーズナー/作 BL出版 2007

所蔵:児童室・中部地区図書館・阿寒町公民館図書室 請求記号:E/ヒ

海で拾ったカメラ。フィルムを取り出し現像した写真には、海中の神秘的で不思議な世界が写っています。さらに、1枚の人物写真を見た主人公は自撮りした後でカメラを海に返すのですが…子どもたちの間を漂流するカメラは、まるで意思があるようにも思えます。主人公のように拾った子どもたちは繰り返しカメラのもくろみを手伝っている、ということなのでしょうか。海と時間を越える、壮大なストーリーの絵本です。

 

『夢にめざめる世界ーIMAGINE A WORLDー』

ロブ・ゴンサルヴェス/作 金原瑞人/訳 ほるぷ出版 2016

所蔵:児童室 請求記号:E/ホ

現実から夢へと読み手を誘う芸術的な絵本です。絵を見るだけでも不思議な感覚に陥る「だまし絵」で構成されています。文章から想像をふくらませて絵を見ると、夢と現実が交錯する世界に迷い込んでしまいそうです。このトリックアート画家が手がけた「だまし絵」の絵本は、他に『終わらない夜』、『真昼の夢』、『どこでもない場所』があります。

  

『百年の家』

ロベルト・インノチェンティ/絵 J.パトリック・ルイス/作 長田 弘/訳 

講談社 2010 所蔵:児童室・中部地区図書館 請求記号:E/コ

古びた家が新しい家族を迎え入れてからの100年を物語ります。その家に住む家族の日々、春夏秋冬の生活、さらに長い年月の間に迎える人生の節目が、取り巻く環境や時代の変遷とともに描かれています。国際アンデルセン賞画家賞を受賞したインノチェンティの絵は重厚で、その家の100年という歳月に重みと深みを与えています。圧倒されます。

 

ご紹介した本の他にも、素晴らしい絵本がたくさんあります。

児童室で皆さまをお待ちしております。