今週は児童室から、昨年1年間で利用の多かった絵本と読みものをご紹介します。
<絵本の部>
第1位「くろくんとなぞのおばけ」 なかやみわ/さく・え 童心社
「くれよんのくろくん」シリーズの1冊です。2009年出版の絵本ですが、根強い人気ですね。「そらまめくん」シリーズや「どんぐりむら」シリーズでもお馴染みのなかやみわさんの絵本には、子どもたちのハートをつかむ魅力があるのです。
釧路市動物園の人気者ミルクが主人公になった絵本です。タンチョウのひなを探すのに郵便局員のミルクが大活躍するお話。釧路市動物園が舞台になっている「キリンがくる日」も木島誠悟さんの作品です。
第4位「りゆうがあります」 ヨシタケシンスケ/作 PHP研究所
ヨシタケシンスケさんの絵本が2作品もランクインです。ありふれた日常を面白おかしく描く絵本に、子どもだけでなく大人もハマります。最新刊「なつみはなんにでもなれる」もオススメです。
第5位「パンダ銭湯」 tupera tupera/さく 絵本館
パンダのための銭湯でパンダの秘密を垣間見ることになります。tupera tuperaさんがつくる絵本は、色彩も発想もアーティスティックで面白い。最新刊「わくせいキャベジ動物図鑑」も必見です。
<読みものの部>
第1位「きえた!?かいけつゾロリ」
第2位「かいけつゾロリのにんじゃ大さくせん」
第3位「かいけつゾロリのじごくりょこう」
第4位「かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん」
第5位「かいけつゾロリのぜったいぜつめい」
予想はしていましたが、なんとランキング25位まで「かいけつゾロリ」シリーズの本が独占していました。
作者の原ゆたかさんが釧路でおえかき教室を開催した昨年の夏には、かいけつゾロリの本が児童室から消える事態に。さすが子どもたちに大人気の本、強さを見せつけられました。
ランキングで紹介したものでまだ読んでいない本はもちろん、すでに読んだことのある本も是非ご覧になりませんか?
ご利用お待ちしております!