前回までに、「0(総記)」「1(哲学)」「2(歴史)」「3(社会科学)」「4(自然科学)」「5(技術)」「7(芸術)」「8(言語)」とご紹介をしてきました。
「9」は『文学』
「F」は『フィクション(小説)』となります。
「9」をもう少し細かくすると以下のようになります。
【900 文学】…908:全集など
【910 日本文学】…911:詩歌、913:日本語の小説・物語、914:評論・エッセイ・随筆など
【920 中国文学】…923:小説・物語など
【930 英米文学】…933:小説・物語など
【940 ドイツ文学】
【950 フランス文学】
【960 スペイン文学】
【970 イタリア文学】
【980 ロシア・ソヴィエト文学】
【990 その他の諸文学】…991:ギリシア文学、993:その他のヨーロッパ文学など
上記でいう「913:日本語の小説・物語」にあたるところを、市立釧路図書館では「F」と標記して、作者のアイウエオ順に並べています。(NDCではFという分類はありません)
また、そのほか・・・
「DF」は「大活字本」
「MF」は「文庫本」
となります。
皆さんが、よく利用されるところはこの「9」と「F」ではないでしょうか
日本文学だけではなく、他の国の文学にも触れてみるとまた違った世界が開けますよ
それでは、次回のブログ連載でお会いしましょう