おまたせしました。第2回目は視聴覚コーナーよりお伝えします！
オリンピックももうすぐですね。道内からもたくさんの選手が参加されます。クロスカントリーなどの普段あまり話題にならないけれど、道民にはおなじみの競技もあって、楽しいですよね。北国では夏季オリンピックよりあつくなれるかも？
今回はオリンピック競技の中でも一際華やかな、フィギュアスケートから。
代表選手の皆さんが踊る曲目にあわせて、ぜひ聴いておきたいおすすめをご紹介します。実際の使用曲は競技用に編曲されているものですが、編曲前のヴァージョンもぜひお聴きください。世界観がよりいっそう楽しめますよ！
ストラヴィンスキー：火の鳥/カルタ遊び/アゴン／スターン指揮，チュートリヒ・トーンハレ管弦楽団（CD/B/702）
「火の鳥」は町田樹選手のSP使用曲。過去には中野友加里選手などもこの曲で演技されました。オーケストラによる壮大なスケールの楽曲です。「火の鳥」はロシアの民話をもとにしたバレエの、バレエ音楽です。バレエで使用される全曲版のほか、３つの組曲版もあり、今回ご紹介しているのは1945年版という、最も新しいヴァージョンの組曲。「ストラヴィンスキー大好き」という、聴きどころをあつめたいいとこどりCDなどにも一部収録されています。全曲聴くと長いので（50分くらい？）、気分に合わせてお好みでどうぞ！
「ピアノ協奏曲第２番」（ラフマニノフ）
ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第２番／辻井伸行，佐渡裕指揮，ベルリン・ドイツ交響楽団（CD/C/395）
前回の五輪シーズンもラフマニノフで勝負した浅田真央選手のFS使用曲。荘厳なイメージから始まって抒情的な美しい旋律に転じ、力強く迫力あるラストを迎える美しい曲で、協奏曲の中でも特に人気の高い作品です。図書館にも、ご紹介のCDのほか、アシュケナージが演奏するものなど、多数ありますよ。
演技では短く編曲していますが、全楽章聴くと40分くらい。ミステリー小説『おやすみラフマニノフ』（中山七里/著）なんかを読みながら聞くのもおすすめです！
オーケストラ・オン・ザ・ロック（CD/S/071）
高橋大輔選手のFS使用曲。ビートルズは言わずと知れたイギリスの人気グループ。今でも世代を問わず大人気で、図書館のCDコーナーでもよく借りられています。棚にないことのほうが多いかも。今回ご紹介しているCDはオーケストラアレンジのもの。このほかにもジャズアレンジなどなど、様々なアレンジCDがあります。もちろん原曲も所蔵があるので、お探しの方はお声をかけてくださいね。
さて、今回は3曲をご紹介しました！オリンピック前にぜひ聴いてみてくださいね！
