今月のブログ連載は、「絵本を読もう!特集」として、図書館スタッフおすすめの絵本を紹介してきました。
気になる絵本はありましたでしょうか。
最終回の今回は図書館バススタッフからご紹介させていただきます。
まず1冊目は、
「どうぶつサーカスはじまるよ」
西村敏雄/作 福音館書店 2006年5月月刊「こどものとも年中向き」発行,2009年11月「こどものとも絵本」発行
所蔵:市立釧路図書館児童室・コア鳥取図書室・コア大空図書室
パンパカパーン
どうぶつサーカスのはじまりです。
ライオンの火のわくぐり~!
ワニたちの組たいそう~!
ウマのダンス~!
パチパチパチパチ
素晴らしい技にお客さんたちは拍手喝采です。
ところが、くうちゅうブランコをするはずのサルくんがケガでできないことに…。
そこで、司会のアザラシさんがお客さんにくうちゅうブランコをやってくれるひとを募ります。
みんながシーンとする中、選ばれたのは…。
かわいい動物たちのサーカス。ユーモラスな表情や言葉。
とっても楽しくておススメな絵本です。
おはなし会の絵本の読み聞かせでも、盛り上がります。
続いては、
「いろいろへんないろのはじまり」
アーノルド・ローベル/作 まきた まつこ/訳 冨山房 1975年3月発行
所蔵:市立釧路図書館児童室・コア鳥取図書室・コア大空図書室・コアかがやき図書室
ずっとむかし、いろというものはありませんでした。
ほどんどがはいいろで、さもなければくろかしろでした。
まほうつかいがはいいろの世界ををわすれようと、ちかしつでまほうのくすりをまぜたりじゅもんをとなえて楽しみました。
するとあるひ、つぼのそこに、あおいろができました。
そのいろをみんながほしがり、あおいろはせかいじゅうに広まって、せかいじゅうがあおいろになりました。
最初はみんなよろこんだのですが、やがてみんなゆううつなきもちになってしまいました。
なんとかしなくてはと、まほうつかいがつぎにつくったのはきいろでした。
せかいじゅうがきいろになり、みんなよろこびました。
しかし、きいろもやがて目がちかちかして頭がいたくなってきました。
そして、つぎにできたのはあかいろで・・・。
やっぱり色っておもしろい!と感じるおはなし。
絵を描くことや見ることが好きな人にもおススメです。
心からお勧めする絵本2冊をご紹介しました。
「絵本を読もう!特集」は今回でおしまいです。
次の連載は、いよいよ始まる「としょかんフェスタ2014」(10/25~11/9)を特集し、イベントを続々とご紹介していきます!