11月のブログ連載は「なつかしいなぁ」特集ということで、懐かしさを感じる本をご紹介していきます!
1回目は図書館バスからです。
絵本を2冊。
「雪のかえりみち」
藤原 一枝/作 はた こうしろう/絵 岩崎書店 2000.1
久しぶりの大雪のある日。よそのお母さんたちが傘や長靴をもって学校にお迎えにきましたが、ぼくのお母さんは仕事でこれません。あとからあとから降る雪の中で、なかなかこないバスを待っているとだんだん心ぼそくなって…。
子どもの頃、授業中に雪が降り始め、しんしんと積もっていく風景。大雪の帰り道。やっと家に着いて、濡れた衣服を着替えてストーブにあたる温もり。
そんな冬の懐かしさが胸にじんわりとにじむ絵本です。
「おふろやさん」
西村 繁男/作 福音館書店 1986.4
「これから、あっちゃんは、おとうさんとおかあさんといっしょに おふろやさんにでかけます。」
ほぼ絵のみでおふろやさんの風景が細かく描かれています。
懐かしい自販機や看板などがかかるおふろやさん。
子どもたちが湯船ではしゃいだら、おじいさんに叱られています。
おふろやさんにくる人々のそれぞれの風景が見られます。
石鹸をタオルで包んでブ~っと吹くと泡がでてくる遊びをしている女の子がいて、懐かしい!と思いました。