思わず「なつかしいなぁ」と言ってしまいそうなものをご紹介してきたこの連載も今回が最終回です。最終回は児童室から児童書のご案内です。
「昔の玩具大図鑑」 井上重義/監修 PHP研究所
この本の副題は「時をこえて愛されるおもちゃ」とあります。まさにその通りで、様々な時代の昔なつかしいおもちゃが紹介されています。
こまからベーゴマ、お人形の素材などからも時代の移り変わりが感じられます。
今でも子どもたちに人気があるおもちゃもあり、変わっていく者の中で変わらないものにも気づかされる本です。
「ゴールデンタイム」 稲葉卓也/原作・絵 長谷川義史/文
昔は「かぐちょうテレビ」として、ゴールデンタイムには大活躍したテレビくん。いまは廃品置き場でさみしく暮らしていました。ついにはブラウンかんもひっこぬかれてからっぽの箱になってしまい…。
さいごにテレビくんが大変身!をとげる素敵な絵本です。
つい何年か前のものをお子さんが「なつかしい」と言っているのをたまに児童室では見かけることがあり、ほほえましく思うことも。
絵本を見ながら自分の子供時代のことをおはなしするのもいいですね。
日に日に寒くなってきました。お体にお気をつけてくださいね。