2階からは、ふだんあまり取り上げることのない、釧路にゆかりのある漫画家の一部を特集いたします!
小畑 友紀
1998年に、読切「Raindrops」で第42回小学館新人コミック大賞で、佳作を受賞。
同年、『デラックス別冊少女コミック』初秋特大号に「Raindrops」が掲載され、漫画家デビューを果たす。
舞台として、釧路も一部登場する『僕らがいた』は、第50回小学館漫画賞(少女向け部門)受賞し、コミック累計数が1000万部を突破。
アニメ化や実写映画化もされ、釧路で映画のロケをされた際には、大きな話題となりました。
・コミック『僕らがいた1~16』一般閲覧室所蔵 726/O ※館内閲覧のみ
・小説『僕等がいた 君がいた季節』
小畑 友紀/原作・イラスト 高瀬 ゆのか/著 小学館
一般閲覧室所蔵 YF/オ
・小説『僕等がいた 〔1〕 〔2〕』
小畑 友紀/原作 吉田 智子/脚本 ほか 小学館 一般閲覧室所蔵 YF/オ
板垣 博之
小池一夫原作の漫画『傷追い人』の主人公・茨城圭介と、自身の妻・惠子の名前からペンネームを取って『板垣恵介』にし、1989年に『メイキャッパー』でデビュー。
1991年、『週刊少年チャンピオン』に『グラップラー刃牙』の連載を開始。その後、シリーズ化し、現在は『刃牙道』を連載しています。
・コミック『グラップラー刃牙1~42・外伝』一般閲覧室所蔵 726/I ※館内閲覧のみ
・マンガ評論『裏最強土下座』 板垣 恵介∥著 幻冬舎 一般閲覧室所蔵 726/I
1984年、『プチフラワー』に掲載の「バラモンの塔」でデビュー。以後、独自の視点で描く良質な歴史漫画を数多く描かれています。現在は『あっちゃんとリカの日誌』を『別冊ハーレクイン』で連載中。
・コミック『玄奘西域記1~4』
・コミック『うつほ草紙1~5』
・コミック『諸葛孔明 時の地平線1~14』
シリーズもの以外の漫画も、冊か取り揃えております。
一般閲覧室所蔵(一部、郷土資料室の本もあり) 726/S
横山了一
2002年、『週刊ヤングマガジン』にて『熱血番長鬼瓦椿』で連載デビュー。番長、ヤクザの組長、魔王など、個性の強いキャラによるギャグ漫画が特徴です。
今年の4月に釧路でサイン会も開催され、好評を博しました。
・コミック『息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました。』
郷土資料室所蔵 K726/Y ※館内閲覧のみ
・コミック『北のダンナと西のヨメ』
そこらへんを鶴が舞い、シカと車がしょっちゅう事故る、最果ての地・北海道。
死ぬほどうるさいバスの中、おばちゃんがアメを仕込む、コッテコテの地・関西。
凸凹漫画家夫妻がお互いの“あたりまえ"に、とまどい、悶える、異色の県民性コミックエッセイ。
中部地区図書館所蔵 726/Y
他にも、『ウッシーとの日々』のはた万次郎さんや
『2001年夜物語』の星野之宣さんも釧路にゆかりのある漫画家です。
漫画は上記でもご紹介したとおり、残念ながら閲覧のみの本が多いので、お時間がある時にどうぞ!