市立釧路図書館のブログ

北海道釧路市幣舞町4-6にある市立釧路図書館のブログです。ウェブサイトはhttps://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/からご覧いただけます。

「○○の秋」特集 第5回

○○の秋特集、最後を飾るのはやっぱり「芸術の秋」ということで、視聴覚コーナーからは芸術に関する資料をご紹介いたします。
芸術というとなんだか難しそうですが、音楽も映画も芸術作品。おとなりまなぼっとの市立美術館では美術作品が楽しめます。マスコットキャラクターのペキタくんもかわいいですよ。マスコットといえば、当館のぴんくのふくろうちゃんはとしょかんフェスタで大活躍してくれました


さて、本題に。いつもCDのご紹介なので、今回はDVDも紹介しちゃいます!まずは視聴ブースから映画のご紹介を。こちらは貸出はしておりませんが、専用ブースでご視聴いただけます。

「別れの曲」
(1934年/ドイツ作品/監督:ゲツァ・フォン・ボルヴァリー、脚本:エルンスト・マリシュカ)
まずは有名すぎる音楽家のおはなしをひとつ。革命の機運が広がる1830年代。独立を求める故国ポーランドを想いながら遠くパリで素晴らしい演奏を披露するショパン、彼の才能に魅せられた作家ジョルジュ・サンド、そしてもうひとりの天才ピアニストリスト・・・激動の時代を生きるショパンと彼を取り巻く人々を美しい調べにのせて描いた作品です。

ショパン、ということで、今度はCDを。こちらは貸出でのご利用もできます。本や雑誌とおなじく予約や受取館の指定もできます。

「début  / 辻井伸行
(2007年/Avex-Classics/AVCL-25178~9)
ショパンつながりでこちらをチョイス。「別れの曲」はありませんが「子守歌」や「英雄ポロネーズ」などのショパン作品を聴くことが出来ます。今季浅田選手・鈴木選手がフィギュアスケートの使用曲としているリストの「愛の夢」、「ハンガリー狂詩曲」なども収録されているなかなかお得なCDですよ。他にもラヴェル作曲の作品や辻井さんが作曲された曲を収録。

「カフェ ド ボッサ/クレモンティーヌ」
(2010年/Sony Music Distribution/UZCL 1005)
突然クラシックからボサノヴァに転調してしまいました。こちらはアニメ曲のアレンジで一躍時の人となったクレモンティーヌのボサノヴァCD。「おいしい水」「イパネマの娘」といったメジャーな作品をとりあげていて、聴きやすいCDです。

スーホの白い馬
ボサノヴァから今度は馬頭琴へと世界は巡ります。こちらは有名な民話の朗読作品。綺麗な絵本が付属の美しいデザインで、朗読の合間に馬頭琴の演奏がはいります。朗読は中嶋朋子さんが担当しています。


今月の連載はこれで終了になります。
来月からの特集もお楽しみに!