ブログ連載「 北の動物特集」第2弾は、図書館バスよりお送りします!
北の動物に関する本をご紹介します。
1冊目は
「エゾクロテン―北の涯に生きる森の宝石― 富士元寿彦写真集」
富士元寿彦/著 1995.10 講談社
エゾクロテンとは北海道に棲息する食肉目イタチ科の小動物です。目がコロコロしていて白っぽい体のかわいらしいエゾクロテン。その姿を追った写真集です。
とにかくかわいいです。雪原からひょこっと顔を出した写真などは癒されます。
新雪の中から顔を出すときは、いつどこから顔を出すのか予測するのが難しく、もぐら叩きみたいな気分でカメラを構えるのだそうですよ
2冊目は
「タンチョウの四季」 梨木 寛/著 2011.8 文芸社
日本のタンチョウは北海道だけにいる留鳥です。その春夏秋冬の姿をとらえた写真集です。雪降る中の求愛ダンスの写真があるのですが、とても美しいのです。写真集に変な言い方ですが、美しい絵画のようです。
まだまだ寒い日が続きますが、それでもなんとなく春がむくむく近づいてきているような感じが嬉しく、暖かくなっていろいろ出かけるのが楽しみですね。
ちょっと車を走らせれば、タンチョウやキタキツネ、オジロワシ、シギ、エゾシカ、エゾリスなどの生き物たちに出会うことが出来る、この北の大地は素晴らしい!