9月のブログ連載は、「絵本を読もう!特集」ということで、子どもから大人まで楽しめる様々な絵本をご紹介していきたいと思います。
最初の絵本は…コレ!!!
「トマトさん」田中清代/さく 福音館書店 2002,7
暑い夏の日にミニトマトたちが小川でおよいでいてもトマトさんは知らん顔。でも本当は重くてひとりで動けなかっただけなのです。そこで、みんなで力を合わせてトマトさんを動かしてあげることになります。
表紙の絵も迫力満点のトマトさんは、私のお気に入りの一冊です。夏の読み聞かせにもぴったりですよ。
次はしっとりした雰囲気の絵本
パリの植物園で植物の研究をしている「わたし」は、植物園にスケッチに来る見かけない女の子が気になっていました。ある日その女の子「さえら」が花を引っこ抜いてしまったのをきっかけに交流をもつようになり、女の子も「わたし」の植物の話に夢中になっていきます。やがて別れの日が訪れて…。
「人はみな心の中に一本の木をもっている」いせひでこさんの木々や生命に対する深い愛情が伝わってくる絵本です。
釧路市立美術館(生涯学習センター3階)では「夢の絵本空間展」が開催中です。(8月30~10月5日)ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
児童室には「夢の絵本空間展」の関連コーナーやスタンプラリーのスタンプも置いています。
大人の方も、素敵な絵本を探しに来てください!!