先日話題だったオリオン座流星群。
ご覧になりましたでしょうか。
私は、見えるとされた期間、夜じっと空を見ていましたが1つも見えませんでした。残念。でも空気が澄んでいて星がキレイでした!
子どもの頃、国語の教科書で読んだのが最初だったと思います。
その時には、“味噌をつけたようなまだらな顔”で“平たくて耳までさけたくちばし”のよだかの姿を頭いっぱいに思い浮かべたり、よだかが悲しくて思い切り飛んでいる時にのどに羽虫やカブトムシが入ってくるところの、その感覚を感じたり、宮沢賢治さんが表現する生き物の様子や自然・空気・色といったものを、たくさん感じていました。
読み返してみると、その感覚が思い出されてとても懐かしいです。
しかし、やっぱり年を重ねてから読むと感じ取れるものが増えますね。
当然なのですけれども。
読んでいて、お話は鳥たちの世界のお話ですが、なんだか人間の世界の哀しくて寂しいものと照らし合わせずにはいられませんでした。
それと、よだかが最後に悲しすぎて自力で空へ飛び、ついに星になるところ。
あー
喜びや勇気だけじゃなくて、悲しい辛い感情もその振り幅が大きいと強いエネルギーになるよね。うんうん。
などと考えてしまいました。
【アルパカ ウール】