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市立釧路図書館のブログ

北海道釧路市幣舞町4-6にある市立釧路図書館のブログです。ウェブサイトはhttps://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/からご覧いただけます。

「大人も読みたい絵本」特集 第3回目

 第3回目は、二階一般閲覧室からです。

絵本といえば児童室のイメージですが、一般閲覧室にも美術の本のコーナー(請求記号726のあたり)やティーンズのコーナーに大人向けの絵本を取り揃えております。

その中からスタッフが選んだおすすめの本をご紹介します!

 

『緑色のうさぎの話』

道尾 秀介/作 半崎 信朗/絵 朝日出版社 2014.6 

所蔵:一般閲覧室 請求記号:726/M

 

みんなにばかにされている緑色のうさぎは、遊ぶ時も、ごはんの時もひとり。もうひとりぼっちはいやだ。うさぎは高いがけのほうへ歩いていき…。

小説家である著者が、十七歳の時に個人的に制作した絵本をもとに描かれた絵本です。

ちなみに、元となった絵本は2010年に発売された著者のエッセイ『プロムナード』に収録されています(一般閲覧室所蔵 請求記号:F/ミ)

 

 

『はなねこ』

モーリーあざみ野/作 日本放送出版協会 2008.4 

所蔵:一般閲覧室 請求記号:726/A

 

風にのって飛んできた「はなねこのもと」が植物の種に宿り、発芽すると花にすむ妖精「はなねこ」が現れて、開花とともに体に花を咲かせる…。12種類のはなねこたちを繊細なイラストと文章で描く。

可愛らしいはなねこたちから、お花のいい香りが漂ってきそうな1冊です。

 

『うろんな客』

エドワード・ゴーリー/作 柴田元幸/訳 河出書房新社 2000.11 

所蔵:一般閲覧室 請求記号:726/G

 

カギ鼻あたまのヘンな生き物がやってきたのはヴィクトリア朝の館。とある一家の生活の中に突然入り込んできて…。大人のための絵本。

一部のファンからカルト的な人気を誇るエドワード・ゴーリー。2000年に死去されましたが、今なお新たな翻訳本が出版され続けています。

2016年4月に兵庫県の美術館で日本初の展覧会が開催され、約2年をかけて日本全国の美術館を巡回するそうです。

 

『魔術』

芥川 龍之介/作 宮本 順子/絵 偕成社 2005.3 

所蔵:一般閲覧室 請求記号:726/A

 

ある時雨の降る晩、若い魔術の大家ミスラ君が魔術を見せてくれました。ミスラ君は魔術は誰でも造作なく使えると言います。ただ、習得するのには一つの条件があったのでした。人間の欲深さを見事に描いた芥川龍之介の名作絵本。

羅生門』や『鼻』などが有名な芥川龍之介。こちらは絵本なので、文豪の小説は読みにくい、といった方におすすめの一冊です。

なお、この本は『日本の名作童話名作選』というシリーズの一冊で、宮沢賢二や小川未明などの作家の本もあり、市内の図書館に33冊所蔵しています。本によって所蔵場所が違いますので、ウェブの検索や窓口でご確認ください。

 

二階一般閲覧室では、大人向けの絵本以外にも、絵本作家の自伝やガイドブック、イラスト集なのもあります。ぜひご覧ください!